
●どんな運動なの?
複十字シール運動は、結核予防を目的に世界の各国で行われています。募金をしていただいた方に複十字シールを差し上げ、それを使うことで結核予防思想の普及の一翼を担っていただくというものです。日本の複十字シールは1952年に作られ、以後毎年新しいデザインが生まれています。
●始まりはいつ?
1904年に、デンマークでクリスマスシールとして始められました。

デンマークの郵便局員アイナール・ホルベルは「郵便物に、誰でも買える値段のシールを貼ってもらえば、その収益金で子供の為の結核診療所を作れるのでは?」と思いつき、この発想は国民的支持を得て、世界最初のクリスマスシールが誕生したのです。

後の1907年、アメリカの赤十字社で働いていたエミリー・ビッセルは、デンマークでのシール運動に共感し、自らシールを印刷。大変な苦労の後、目標額の100倍もの募金を集めました。

本会では、1952(昭和27)年に第1回のシールが出されました。
●どんなシールがあるの?
毎年違うデザイン で、大型シート(シール24面)、小型シート(6面)の2種があります。デザインは、一般公募の時期を経て、2002(平成14)年度より画家の安野光雅さんにお願いしています。

●今、結核ってどうなっているの?
結核は、世界で毎年940万人が発病し、170万人が亡くなっている最大級の感染症です。日本でも年間3万人が発病しており、他の先進国に比べて日本の数値は高く、まだまだ油断できない状況です。
●複十字の由来
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複十字(Double-Barred Cross)は、9世紀頃、あるキリスト教派の象徴として使われていました。その後、第1回十字軍の指揮官ローレーヌ公がこれを楯の紋章にして戦ったことからローレーヌ十字とも呼ばれ、平和と希望の象徴となりました。1902年、ベルリンでの第1回国際結核会議で、複十字を結核予防運動の世界共通のシンボルマークとすることが決定され、以来世界中で使われています。


●新しいシール

2012年大型シール(24枚綴り)
1,000円から

2012年小型シール(6枚綴り)
100円から
安野光雅※ 作
※安野光雅(あんの・みつまさ)
島根県津和野町生まれ。絵本作家、画家、装丁家。科学・数学・文学などにも造詣が深く、著作も多数。
主な受賞:国際アンデルセン賞、ボローニア国際児童図書展グラフィック大賞(イタリア)、BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、ブルックリン美術館賞(アメリカ)。国内では、1988(昭和63)年紫綬金賞、2008年菊池寛賞
●過去のシール
結核予防会では、過去のシールも保存していますので、ご希望される方にお渡しすることが可能です。1952年以降、ほとんどの年代が揃っていますが、希少在庫分については、小型シール・1枚500円、大型シール・1枚3,000円でお願いしています。詳しくは結核予防会普及広報課まで、お問い合わせください。
※1962年は大型シール・小型シールとも在庫はありません。
1966年からは現在と同じく、小型シール1枚100円、大型シール1枚1,000円以上の募金でお願いしています。ご希望の年代、小型・大型シールの種別、希望枚数がお決まりの方は、オンライン募金フォームから申し込みください。
●結核と闘う「シールぼうや」の紹介

●自治体、保健所で結核対策にたずさわる方々へ
お仕事で製作するパンフレットなどに「シールぼうや」をお使いいただけます。ご興味のある方は、公益財団法人 結核予防会 普及広報課までご連絡ください(右記バナーのフリーダイヤルへ)。
ただし、用途に関しては「無償の配布物への活用(例:結核予防の広報等)」に限ります。