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普及・啓発等の事業

 医療や生活水準が向上し、結核は薬をきちんと飲めば完治できる時代になりましたが、結核が根絶されたわけではありません。今でも年間2万人の方が結核に罹り、罹患率、死亡率ともに先進国の中では高い状況が続いています。

 さらに、薬の効かない多剤耐性結核、結核とAIDSの合併もあり、重症になってから初めて結核とわかる患者も増加しています。また、体力が低下してくる高齢者や“ワーキング・プア”と呼ばれる若年層の増加を背景に、高齢者の発症や都市部での感染の連鎖など新たな問題も出てきています。

 結核予防会では、結核の治療に関する知識や技術を医学関係者に普及させるとともに、国内外の状況や結核に関する知識を国民の皆様に正しく伝えるため、全国の支部・婦人団体と連携し、次のような啓発活動に努めています。

世界結核デー(3月24日)の実施
1882年にローベルト・コッホが結核菌の発見を学会に報告したことを記念して、WHOはこの日を世界結核デーと定め、各国で結核を知ってもらうためのイベントが開催されます。

結核予防全国大会の開催
毎年、3月24日の「世界結核デー」に合わせて開催される結核予防全国大会では、「秩父宮妃記念結核予防功労賞」の表彰のほか研鑽集会、大会式典などが行われます。
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結核予防週間
毎年9月24日〜30日の「結核予防週間」には、「結核の常識」という小冊子を無償配布するとともに、結核予防を呼びかける街頭キャンペーンを展開しています。
機関誌「複十字」の発行
昭和30年創刊の「複十字」は年6回発行。全国の自治体や保健所、婦人団体、報道機関等に無償で配布され、結核予防の教育広報誌として活用されています。
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出版事業
医療従事者や結核対策担当者向けの専門図書をはじめ、マンガ等でわかりやすく結核をご理解いただける一般の方向けの小冊子などを作成・販売しています。
複十字シール運動
複十字シール運動
シールぼうや
複十字シール運動
キャンペーンキャラクター
「シールぼうや」
多くの方々に結核予防への関心を深めていただくとともに、結核健診・検査・研究などに対する資金援助や活動支援を呼びかけているのが複十字シール運動です。
この複十字シール運動は、日本だけでなく世界共通の結核予防のための活動で、約80カ国でそれぞれの国の結核予防会が活発に展開しています。
また、複十字シール運動を展開するにあたり、「シールぼうや」という結核予防会のキャンペーンキャラクターを設定しています。複十字マークを剣のように持ち、「結核とたたかうシールぼうや」として世界結核デー、結核予防週間などのイベントやポスター、パンフレット上で登場しています。
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結核予防事業への助成
結核予防事業への助成
皆さまからお寄せいただいた募金のほか、JKA(旧 日本自転車振興会)、日本財団からの補助金や郵便事業株式会社からお年玉葉書の寄付金配分を受け、健診車の整備等を図っています。写真は埼玉県支部に配車された「けいりん号」。結核集団健診の実施実績は、この「けいりん号」「日本財団号」の機動力の賜物と言えます。
海外視察等
複十字シールの益金は途上国の結核対策支援にも使われています。現地を実際に訪問して、その体験を多くの方々に伝え複十字シール運動へのご協力の輪を広げていただくために、毎年、スタディツアーを実施しています。参加者からは「患者に薬を届けているボランティア女性の生き生きとした笑顔が忘れられない」と実地体験した方ならではの声が寄せられています。
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