
結核研究所における最新の研究成果をもとに結核治療を実施するとともに、臨床現場で把握される既往歴や生活環境等の疫学的な研究、治療経過データや副作用データを観察・検討して臨床現場にフィードバックするなど、研究と臨床が一体となって結核医療を進める結核予防会ならではのメリットがあります。さらに、伝統のある呼吸器科では結核のみならず、肺がん、喘息、COPD等の治療に積極的に取り組み、また、それぞれの診療科においては専門外来等を開設し、近隣の病院・診療所と連携しながら地域医療の中核を担っています。
結核の医療 |
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結核予防会は、設立当初よりの使命として、結核の予防とともに結核の治療にも全力で取り組んでいます。結核病床を有する病院は東京都内だけで2カ所あり、また予防会発足の地、東京都千代田区にも診療所を構え、専門医が結核治療に当たっています。(本部施設マップはこちら) 都道府県支部では、大阪・岡山の各支部が入院施設を備えた病院を有するのをはじめ、通院治療や、検診による結核発見後の速やかな紹介など、全国で結核の脅威とたたかっています。 さらに、多剤耐性結核やHIV合併結核などの新しいタイプの結核の治療や、最新の検査方法であるクオンティフェロン®TB-2G(QFT)検査の実施にも積極的に取り組んでいます。研究と治療を効果的に相乗することにより、その成果は「結核医療の規準」(厚生省告示)に反映され、わが国の結核治療の指針となっています。 |
がん・消化器疾患・循環器疾患・他、の医療 |
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結核予防会では、結核以外の呼吸器疾患はもとより、消化器、循環器、乳腺、整形、他の分野にも、高度な専門性を発揮して医療に取り組んでいます。 複十字病院(清瀬市)では、伝統のある呼吸器科を始め、現在では多彩な診療を行っています。地域で専門性を発揮し高い評価をいただいている消化器科や、PET/CTを用いた先進の検査や乳腺センターの設置のほか、外来化学療法、放射線治療、緩和ケアなど、がん医療にも注力しています。 また、新山手病院(東村山市)では、消化器科において、消化器疾患に加えて肝、胆道系、膵、乳腺疾患など多彩な疾患を扱っており、高難度手術も実施、化学療法への取り組みも積極的に行っています。循環器科では、内・外科の医療を集約した循環器病センターを2004(平成16)年に開設し、救急の受入れから一貫した治療を行っています。ほかにも、発症時に早期に対応可能な結石破砕センター、顎口腔領域の手術や緊急入院にも対応する歯科口腔外科センターなど、最新の設備を配置し専門性の高い医療の提供に取り組んでいます。 一方、都心の診療機関として第一健康相談所(千代田区)では、総合健診センターの機能を活かし、最新の医療機器で診断の精度や治療の質を高めるとともに、午後も呼吸器科、消化器科、循環器科の外来診療を行うなど、結核以外の分野でもそれぞれ特色を発揮しています。 |
地域医療への貢献 |
結核予防会本部施設の各病院では、精密検査の受託や患者様のご紹介など、病病連携・病診連携を積極的に推進しています。また、相談支援室、医療福祉相談室等において、入院時・退院後の経済的・社会的・心理的な悩みのご相談をお受けしています。 |