結核アーカイヴス

結核予防映画アーカイヴ 日本語版

日本語 / English
再起への道 -肺機能訓練療法-
<1959(昭和34)年桜映画社/16mm/記録形式/21分/モノクロ>
文部省選定 厚生省監修 企画:結核予防会 指導:結核予防会保生園 協賛:中外製薬株式会社
<スタッフ> 製作: 村山 英治、脚本: 杉山 正美、演出: 久保 治男、撮影: 山根 重視

<解説>
病気になることによって生じる身体への影響をできるだけ少なくとどめ、社会復帰を容易にする理学療法は、今日の医療では欠くことができない地位を占めています。肺結核など呼吸器領域での理学療法が日本に導入されたのは1957(昭和32)年のことです。それまでは肋骨を切除し、肺を虚脱させて空洞を潰す胸郭成形術を受けた場合にも、術後はただ静かに寝ているように言われるだけで、手術した側の肩が上がり、背骨が曲がっても仕方のないこととされていました。1955(昭和30)年4月から1年ほどスウェーデンに留学した結核予防会の医師島尾忠男が、肺結核の手術前後に行う理学療法に遭遇し、スウェーデン結核予防会刊行の手引書を帰路の船中で翻訳し『肺機能訓練療法』と題して結核予防会から出版、日本に紹介しました。

この映画は、日本へ導入直後の肺機能訓練療法が、実際に結核予防会の療養所保生園で胸部手術の前後に応用されていたドキュメンタリーです。

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