結核アーカイヴス

結核予防映画アーカイヴ 日本語版

日本語 / English
家族のこころ
<1968(昭和43)年桜映画社/16㎜/劇形式/32分/モノクロ>
文部省選定、第21回教育映画コンクール金賞 企画:結核予防会
<スタッフ> 原作: 八代 きみ子「入選生活記録」より、製作: 村山 英治/大西 雅夫、
脚本・演出: 金子 精吾、撮影: 宮脇 洋

<解説>
あるブリキ職人の主人がよく咳き込むようになったが、「頼むから一度お医者に行って」という妻の言葉や家族の勧めにも耳を貸さない。彼は家族の生活を思って、結果を恐れ、朝起きるのがつらくなっても受診を拒み続ける。しかし、娘が仕組んだ医師の家の屋根の修理にはじまり、家計が心配なら「働きながら高校を受験する」と言い出した息子の言葉や、夫に代わってブリキ職人にチャレンジしてもうまくいかなかった妻の「保険外交員になって働く」という言葉などをきっかけに、家族のこころを受け入れ、医師の診断を受ける。結果は肺結核と宣告され、結核予防法第29条の規定により結核療養所に入所することになるが、入所に至る過程の様々な葛藤を通して家族のこころが一つになり、助け合うという涙を禁じ得ないホームドラマ。

この映画は、福島県の八代きみ子さんが、実話を元にドラマ化した入選作文を忠実に脚色演出した作品で、複十字シール募金運動募金を原資にして制作されました。

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