結核アーカイヴス

結核予防映画アーカイヴ 日本語版

日本語 / English
たくましき母親たち
<1959(昭和34)年桜映画社/35㎜/劇形式/48分/モノクロ>
文部省選定、厚生省推薦、東京都教育委員会選定、国民文化会議推薦、第4回教育映画コンクール銀賞
協賛:中外製薬株式会社 協力:大阪府衛生婦人奉仕団体 吹田母子会
<スタッフ> 製作: 村山 英治/大北 浜夫、脚本: 柳沢 類寿/金子 精吾、監督: 金子 精吾、撮影: 佐藤 昌道

<解説>
この映画は、地域の子どもの健康を守る母親グループ「母子会」の結成にむけて頑張る母親たちの活動を描いたドラマで、モデルは、当時、保健文化賞を受賞した大阪府吹田母子会。この母子会は、小学校の身体検査を手伝っていたPTAの母親たちの活動から誕生したが、保健所長の要請を受けて協力した乳幼児相談、蚊とハエの駆除、寄生虫の駆除など次々に活動を広げ、結核の住民健診をきっかけにその組織は全市に拡大された。そして、市の予想をはるかに超えて結核健診の受診率はとうとう89%まで達した。

戦後、日本の公衆衛生運動は、村ぐるみ、町ぐるみの地域の住民参加による活躍が大きく貢献したことや、今日のがん検診の礎を築いた結核集団健診の経験が結核を早期に発見し、病気の進行や蔓延を予防し、日本の予防医学に大きな役割を果たしてきたことが改めてよく理解できる映画です。

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