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結核対策と予防会のあゆみ

予防会新生発展期(2006.12-現在)

結核対策転換期には予防会は当然、国の対策の改正に応じ活動内容を改め、徐々に活動内容も変えてきたが、06(平18)年12月結核予防法の感染症法への統合が正式に発表されたのを受け、常任理事会で予防会の基本方針を討議、従来やや不明瞭だった事業内容について将来を見据えながらより明確に規定した。予防会が行う事業は、(1)結核を中心とする疾病関連の事業、(2)国際協力、さらに、(3)呼吸器疾患対策、(4)生活習慣病対策を加え、いわゆる「四つ葉のクローバー」の活動領域を明記したわけである。以後、支部への通知、支部長会議での了解を経て、同年7月、寄附行為の改正も行い、結核予防会の基本的行動指針として正式に決定された。これにより「結核予防会」は現実に対応した新生予防会として、将来に向けて歩みだしたのである。

年・月 時代区分・時代背景 年・月・日 予防会の事項
    06・12 予防会基本方針(四つ葉のクローバー)策定
  • 結核対策
  • 国際協力
  • 呼吸器疾患対策
  • 生活習慣病対策
の4つを寄附行為上の主要事業とする
07・4 結核予防法を廃止し、感染症法に統合 07・11 Stop TB Partnership Japan発足(注27
08・4 特定健診・特定保健指導事業開始 08・4 第一健康相談所は特定健診・特定保健指導を重点に(注28
    08・6 結研に「菌バンク」開設
    08・7 結核シンボジウム開催(注29
国際研修45周年記念祝賀会(国連大学にて)
08・9 リーマン・ブラザーズ倒産 08・9 結核サーベイランスシステム(結核登録者情報調査)をより詳細に改訂し、集計結果を公表
    09・1 第一健康相談所 健診エリアを改修
    09・3 創立70周年記念結核予防全国大会(ホテルニューオータニ)
天皇皇后行幸啓 主題「結核のない世界へ」
    10・7 公益移行認定を受け公益財団法人結核予防会として出発

注27:「ストップ結核パートナーシップ日本」の発足(2007年11月)

世界のStop TB Partnershipは、98(平10)年の国際結核肺疾患予防連合世界大会において、WHO総長がStop TB Initiativeを提案し、00(平12)年に正式にStop TB Partnership(以下STBPと略す)として、事務局をWHO本部に置き、世界の500以上の政府・組織が参加して発足し、活発に活動している団体である。世界のSTBPの主な活動は、1.結核対策のための資金集め(2008年には27億ドル)、2.DOTS実施の普及、3.新薬や新診断器具の開発、4.政治家に結核の重要性を理解させることである。わが国では、その組織化が遅れていたが、07(平19)年11月、国会議員を含む541名の発起人の賛同を得て発足した。

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注28:第一健康相談所の重点 特定健診・特定保健指導(2008年4月)

08(平20)年4月から実施となった特定健診・保健指導は大改革で、メタボリックシンドロームの概念を導入することにより、従来の早期発見・早期治療から生活習慣の改善による疾病の予防へと転換を図るものである。各種の健康診断を早くからリードしてきた第一健康相談所では、この分野の研究のエキスパートを所長に迎え、内部の研修、データ処理機能の整備、さらに各支部の担当者の指導研修と精力的に準備を進め、全国の指導的施設となることを目指し、活発に活動を続けている。

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注29:国際結核シンポジウム開催(2008年7月)

外務省、厚生労働省、WHO西太平洋地域事務局、結核予防会、ストップ結核パートナーシップ日本の5者共催で、国際シンポジウム「世界の結核征圧:アジアからアフリカまで」が、08(平20)年7月、30ヵ国からの参加者を迎えて青山の国連大学で開かれた。総裁秋篠宮妃殿下からは、ご理解深いご挨拶を頂き、参加者に深い感銘を与えた。まずストップ結核ジャパンアクションプラン「結核の征圧に向けた国際協力に関する官民パートナーシップ」が報告され、日本の取り組みの内容が具体的に報告された。次いで国際シンポジウムに移り、熱心な討議が2日間にわたって行われ、わが国の多くの組織が一致して国際協力に取り組む意気込みが示された。

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