世界結核デー総裁おことば

3月24日の世界結核デーにあたり、結核予防会総裁を務められ、国際結核・肺疾患予防連合の名誉会員であられる秋篠宮皇嗣妃殿下よりおことば(英文)を賜りました。

ここに、日本語版を掲載いたします。

近年のCOVID-19の世界的流行による深刻な影響を緩和するために、あらゆるご努力をされている皆さまに、深く感謝いたします。

最近、結核によって亡くなる人が増加していることを、大変心配しております。しかし、こうした現状の中においても、私たちは、患者を早期に発見し、完治するまで治療し、子どもを含む感染者の発病を予防することによって、世界から結核をなくすことができることを信じております。

これらの対策に取り組み、誰一人取り残さないように、より効果的な対策を見つけ広めるために貢献しておられる多くの専門家やボランティアの皆さまのご貢献に、心からの敬意を表します。

結核をなくすという私たちの共通の目的に向かって、皆さまと共にさらに努めてまいりたいと思います。