8月1日より「複十字シール運動」始まります。

1.複十字シール運動
8月1日より、「複十字シール運動」(主催:公益財団法人結核予防会 後援:厚生労働省、文部科学省、公益社団法人全国結核予防婦人団体連絡協議会)が始まります。複十字シール運動では、結核を中心とした胸の病気をなくすため、募金活動を行うとともに、病気への理解を広め、予防の大切さを伝えています。
結核は過去の病気と思われがちですが、世界では年間約1,060万人が新たに発病し、約160万人が亡くなっている身近な感染症です。また、日本では年間約1万2千人が新たに発病し、約1,800人が亡くなっています。
9月24日~30日は、結核予防週間です。結核をなくすための複十字シール募金へのご協力をよろしくお願いいたします。
※複十字シール募金は、結核予防会並びに全国の協力団体にて通年お受けしています。
ホームページからのお申込みはこちらから

2.今年の複十字シール
募金にご協力いただいた皆さまには、健康を願うメッセージが込められた複十字シールを差し上げています。シールをお使いいただくことで運動の輪が広がります。
2023年度複十字シール~祈りとお守り~
コロナ禍をはじめ、紛争、災害など世界中で困難な状況が続いています。日本では、自分の身や大事な人を「災い」から守るため「お守り」を身につける風習がありました。「お守り」は神様や、そのお使い(神使)などをモチーフに、お札、民芸品、おもちゃとなり、身近に親しまれてきたものです。今の世の「災い」から守るため、祈りを込め「お守り」を描きました。

3.2022年度 募金報告
複十字シール募金は、結核と胸の病気をなくすための活動に役立てられます。皆さまよりお預かりした募金は、以下の通り、大切に使わせていただきました。あたたかいご支援に深く感謝申し上げます。
募金収入 1億4,619万9,939円
事業費   1億890万2,631円(諸経費を除く)
<使途内訳>
普及啓発 47,762,565円(43.8%)
国際協力 38,324,862円(35.2%)
事業助成 22,193,364円(20.4%)
調査研究  621,840円 (0.6%)
※詳しい使途についてはこちらをご覧ください。